前回の記事はこちらでっす!さてさて、ちょっと特殊な、今までにあまり出会わなかったような子を紹介してきました。
むしろそれだけで2つの記事になるとは思ってもみなかったけど。
ちょっと機会があって、知り合いの警察犬訓練所をやっている警察犬訓練士さんに、
詳しい犬の事は言わずに、
「叱ったり合図送ったりすると、パニック状態になって暴れたり襲ってくる犬ってどうするの?」
と聞いてみたことがあります。
その回答はやっぱりかぁ・・・という感じで。
「そういう犬はもうお手上げ。叱る事もできないし、褒めたら調子に乗る。だましだましやるしかない。」
との事。
もちろん、他の方法もあるとは思います。
これは、この訓練士さんだけの方法と思ってください。
ダックスは別ですが、他の子のしつけの時は色々試してみたんです。
叱る→パニック状態で暴れ攻撃してくる
褒める→調子に乗って言う事きかなくなるorちょっとしたことで怒るようになる
私でなく飼い主さんにやってもらう→同じor余計に攻撃頻度が上がる
おやつで誤魔化す→おやつに集中するも、もらえないと怒る。もらった後は通常通り
おもちゃ使う→誰だろうとおもちゃを取ろうと手を出したり近づくと攻撃してくる
その他も色々、犬によって変えてやったりしましたが、同じような結果。
お手上げ。
確かに新しく教えた事は覚えるのですが、「攻撃性を直したい」という所だけは直せませんでした。
飼い主さんには申し訳ない気持ちなのですが・・・。
最近、雷や花火を異常に怖がる子に、”精神安定剤”を処方する獣医さんも増えてきました。
ということは、犬用(犬用の分量)の精神系のお薬があるということ。
人間と同じ、心を持つ動物だからこそ、精神病もあるのではないか。
いや、あるだろう。あるって。
ちょうどその時、何かの記事を見たんですよねぇ・・・。
犬って、おおよそ両親から受け継ぐ性格は70%。残り30%はその後の環境やなんかで決まるそうです。
性格にも生まれつきというのがあって、普通であれば特に問題ないんでしょうけども。
遺伝やその他、固有の持って生まれたもので、普通ではない事になるんでしょうね。
最近は犬のうつ病なんかの、心の病気も増えてきたようです。
人間と同じように、話せれば対処もしやすいのでしょうが。
人間ですら、心の病気はなかなか難しい。
犬達もやっぱり、かなり苦労するようです。
恐怖や自分に危害を与えられたり、怪しい人間だ!と思ったり。
そうすると攻撃する犬達は普通なのですが。
意味もなく、突然キレ始めて手も付けられない。
きっかけがあまりなかったり、あったとしても異常な程の、それこそ部屋から逃げなければいけない程の
暴れっぷりだった場合は、訓練やしつけの相談だけではなく、獣医さんに相談してみるのも
一つの解決の方法なのかもしれません。
ただ、まだ日本ではあまり浸透しておらず、「それはしつけやブリーダーの問題でしょ」という
獣医さんもいらっしゃるかとは思います。
相談前は、それなりに調べたり直接聞いてみたりしてから相談に行ってみてください。
そうそう、今回のような事は犬だけでなく、ネコさんにもいるようです。
特にスコティッシュフォールドやマンチカン、アメリカンカールなど、身体的にちょっと変わった見た目をしている。
そんなネコさんに多いようです。(知人から聞いた話で申し訳ないですが)
犬さんもネコさんも、気になる方は相談してみてくださいね。
長くなりましたが、これで精神系のお話は終了~!
前回の記事はこちらです~。前回に引き続きです。
最後のご紹介はもう1頭のパピヨンさん。10か月。
まぁ、まだ子犬と言ってもいい月齢。
この子は最近出会いました。
時間の制限があって、事細かにお話しできなかったのが残念。
とっても可愛い男の子のパピヨン。
お目目クリクリで可愛いんです。小さくて。
しかも人が好きで、「可愛い~」と言うと、尻尾をブンブン振ってなでてもらいに行きます。
ここまではむしろイイコなんですよねぇ・・・。
なんでだろ~?と思っていたんですが・・・。
首輪を今までの首輪は↓こういうタイプ。

パチッと止められるやつ。
で、ハーフチェーンをつけてみようとしたんです。ハーフチェーンは↓こういうの。

頭からスポッと入れるタイプ。
で、スポッとしようと思ったら・・・
「
あぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!!」
私、ポカーン。飼い主さんアワアワ。
気を取り直してもう一度・・・。
「
ぎゃぎゃやgyぎゃgyぎゃgygyぎゃぎゃぎゃ!!!!」
そして飼い主さんの手に向かってカプカプ、指に噛みついて軽く犬の身体が宙に浮く。
Oh・・・
どうやら、そういう事らしい。
普段はとってもイイコで愛想もいいのに、食べ物や自分が嫌な事に対してはこんな感じで・・と。
この子は、生後4か月ごろに購入し、その時からだそうで。
この子に関しては、精神的なものかどうかは不明ですが。
あ、今頃思い出しました。
もう1頭いました。
こちらも精神的なものかどうかは不明ですが、理不尽な起こり方をする子。
シャンプーのお客様。
ダックスの女の子です。
いつも定期的にシャンプーしに来てくれる子でした。
お世辞にも愛想がいいとは言えない子でしたが、シャイでとってもおとなしい子。
時々気に入らないとちょっと怒ったりしましたが、そんなに私たちは問題視してなくて。
ただ、おうちでは違ったようです。
まず、活動時間は午前中のみ。
食事やお散歩も午前中のみ。
それ以降は自分のハウスに引きこもり、出てきてもらおうとすると大変な事になるそうです。
暴れ、噛みつき、唸り。絶対に出てこないらしく。
なのでシャンプーも絶対に午前中。
無理なら別の日。
不思議な子でした。
お店ではそんな悪い子には見えなかったんだけどなぁ・・・。
なんで午前中だけなのかは、本人にしかわかりません(苦笑
またもや長くなったので続きはまた明日。
意外と長くなるものなのね(笑
精神的な病気、人間だけではないんです。
昔はそんな事は聞いた事がなかったけれど。
今ではだいぶ認知されてきています。
あ、高齢犬の認知症は昔からありますが。
以前、しつけに来ていた子でどうしてもうまく行かない子がいました。
雑種の男の子で若い子。小型犬より少しだけ大きいぐらいの子です。
あとはパピヨン2頭。全員別々のおうち。
あ、チワワもいたかも。このチワワは微妙な所です。
4頭とも、通常時は問題ない。おとなしくしているし、お座りやお手なんかもできます。
けれど、雑種とチワワはしつけの時に自分の思い通りにならないと
逆ギレ。とはいえ、そこまで酷いわけではなかったかも。
飼い主さんは優しい方なので、ちょっと強めの合図ができない方。
けれど私は通常通り合図を送る。
2頭とも頑固だったので、ちょっと強めに。
(犬が吹っ飛ぶような強さじゃないです)
すると、
「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ・・・!」という声とともに、
仁王立ちのようになって、こっちを向いて固まります。
そのままちょっとすると元通り。
あまりに酷い時(他の人や犬に襲いかかった時)は、叱るのですが。
それをするとパニック状態になって、すでに叱るのをやめて何もしていないのに
口を切る程の暴れっぷり。
それとパピヨン2頭。
これは本当に酷かったです。
1頭はもう大人。もう1頭はまだ10か月。
大人の方は、おうちでも酷いようで
暴れ始めると飼い主はその部屋から逃げるそうです。
イベント会場での出来事でしたが、お手入れをうちのメンバーでしているのですが、
そこにやってきたパピヨンでした。(しつけ教室にも参加)
その時、スタッフは6名ほど。お昼休憩に行ってるスタッフ入れて8名。
なんと、お手入れをする為のテーブルに乗せた時点で、その場にいたスタッフ6名、全員が噛まれました。
私も含め(笑
落ちないようにテーブルにはアームというのがついています。
↓トリミングテーブルはこんなのです。赤い紐部分を首にかけます。

そのアームにぶら下がっている紐状の首輪をかけようとしただけ。
それだけで全員が流血。
床にはおびただしい血痕(全員分)
あまりにも酷く、飼い主さんに話を聞こうとしたら、飼い主さんは遠くの方に逃げていました。
もちろん、噛む事や暴れる事は一切聞いていませんでした。
なんとか口輪をしようにも、スイッチが入ったのか人が近付くだけでも、
歯をカチカチさせながら向かってくる。
他のお客さんは固まっていました(苦笑
みーんな、近くの人も騒ぎを聞きつけてちょっとした人だかりです。
私はもう、噛まれてもいいやという気持ちで、口輪をするために保定。
あ、もちろん噛まれましたよ、更に(笑
なんとか口輪をつけて、騒ぎは収まりました。
軽傷で済んだスタッフに、私が押さえたままお手入れをお願いして。
終わってからやっと飼い主さんが戻ってきて。
「いつもそうなんです。」
と、今更過ぎるお言葉をいただきました。
謝罪?ないです。
今まで数年間、同じようにお手入れをしていますが、後にも先にも
スタッフ全員が噛まれるという犬はこの1頭のみでした。
長くなりそうなのでまた次回で(笑
豆知識カテゴリではないとは思うけれど、一応入れておきました(笑
並行輸入品というものがあります。
フードに多いけれど、ホームセンターなんかで
同じメーカー同じ製品なのに、妙に安いやつ。
袋が英語?だったりするやつ。
見たことないですか?
並行輸入品はペット用品だけでなく、ブランドバッグや時計など
色々な商品で並行輸入が行われています。
通常の時計やバッグなんかであれば、商品は全く同じもので
けれどメーカーでの修理なんかをしてくれない事がある。
でも値段はとっても安い。
簡単に言えばこんな感じです。
詳しく言えばもっと長いし細かいけれど。
で、ペットフードの場合も同じかと言うと、経験上ちょっと違う気が・・・。
まぁ、修理とかそういうのはアレですけども(笑
全く同じ商品内容か、というと・・(-_-;ウーン
まず、袋を開けた時点で違う事があります。
日本製のプレミアムフードと呼ばれている、ちょっと高級なフードに関しては
粒の大きさはほぼ均一。(種類にもよりますが)
けれど、並行輸入品は大きさがまちまちだったり。
なんか妙に軽かったり、粒がスッカスカだったり。
ずいぶんと脂ぎっていたり。
開けた瞬間、酸っぱいニオイがしたり。
なんか違うんです。
そして、見た目やニオイだけならまだしも、それをあげてお腹壊しました。
うちでは、ですが。
賞味期限を確認するも問題なし。
虫が湧いてるとか、カビてるとかならいいんですが、そういうのはなく。
で、元の普通のフードに戻したらみんなも元通り。
申し訳ない。
ちょうどその時、フードを切らしてしまって急いで買いに行った結果です

普通に販売されているので、全てがおかしいというわけではないと思います。
ただただ、私が買ったものがダメだったのでしょう。
並行輸入品は船で運ばれる事も多く、飛行機なんかに比べたらはるかに時間がかかります。
季節も関係するとは思いますが、悪くなってしまった可能性もありますね。
並行輸入品、確かに安くてお得な気はしますが、あげる時はチェックしてからあげた方が無難です。
ペット達の食べ物は人間が選びます。
ペット達は出された物を食べるしかありません。
だからこそ、しっかり確認して選んであげてくださいね。
↓は並行輸入ではなく、正規品です。ご安心くださいね。こちらはAmazonです。

↓が楽天市場の正規品です。

うちの子のように、白い子は特に毛焼けが目立っちゃう。
今回は涙やけではなく、足先や身体部分の毛焼けのお話。
涙やけの記事って書いた気がしないでもないんだけどなぁ・・・。
旧るーがーのあくびでは書いたんだけど。
涙やけは次回ということに(笑
さてさて、毛焼け(毛が赤くなる)皆さんのわんこさんは大丈夫ですか?
足先や、指の間に多かったりします。
うちの場合は、肘やかかとにも出てしまっていますが・・・。
肘の場合は、大型犬に関しては仕方ない部分もあったりして。
体重が重いとどうしてもタコになってしまいます。
そこが赤く。

こんな感じ。
ルーガーは年季が入っていてもっと豪快ですが・・

で、特に気を付けないといけないのが足先や指の間。
写真がなくて申し訳ない。
色々な原因で、舐めてしまったり。
足先が濡れたまま放置してしまったり。
この2つが大きな原因で赤くなってしまいます。
これを放置してしまうと、ただれてしまったり皮膚炎になったりと、良い事はありません。
もし雨の日や地面が濡れている時にお散歩に行った場合は、
必ずよく拭いてしっかり乾かしてあげてくださいね。
それだけでも随分違います。
もし可能であれば、足回りや肉球の間の毛をカットすると更に効果的。
とにかく、湿気が大敵。
舐めてしまう子は靴下を履かせたり、おもちゃやガムを与えて気を紛らわせたり。
なるべく舐めないようにしましょう。
こまめに足先だけでも洗って、清潔にする事も大事ですよ~!